恋愛小説でさえない等身大の女の子が主人公っていうのはよくあるけれど、
間宮兄弟は・・・「そもそも範疇外、ありえない」男たち・・・というのに
興味シンシン。秋の夜長に読んでいたら、平日なのに徹夜しちゃった作品です。

30過ぎても男兄弟二人で生活していて、女っ気がなく、地味でオタク・・・
いかにもモテナイ風味の主人公、間宮兄弟。
でも、読後・・・私は間宮兄弟に恋しちゃいました!! 
文中、兄弟のファッションとか行動パターンとかの描写がすごく細かくて、
リアルでかなり笑えるし、かわいそうだけど、女の子の評判はよろしくなさそう・・・
それどころかキモイと言われること必須。
だけど、彼らをずーっと観察していると(本を読み進めていくとそんな気持ちになる)
不思議と心があたたかくなってきます。

間宮兄弟の家で鍋パーティしたい!!

間宮兄弟/江國香織(小学館)

イージー・ゴーイング

アメブロの関連会社(?)アメーバブックスから出た本。
「頑張りたくないあなたへ」っていうのがいいね。

この前の王様のブランチでは、「女性向け癒しのエッセイ」って紹介されていたけど、
男も読みたい本だと思う。

「ありのままの自分を知る」、「まず、弱い自分を認める」、著者のメッセージからは
仕事や生き方そのものについてのヒントがたくさん読み取れる。

なんかのCMで「頑張らないから頑張れる」みたいなこと言っていた。
まさにその通りだと思う。

今の時代は「やらなきゃいけない」っていうのが多すぎて、みんな疲れている。
みんな疲れて空回りして、仕事が嫌になって、生きているのが嫌になる。
だったら、一度頑張るのをやめたらいんじゃない?

「ぼくたちは頑張るために生きているんじゃない。
 生きていると時にはがんばりたくなるものなんだ。」

(イージー・ゴーイングより)


おっと、それから昨日著者の山川健一のブログを見ていたら、
サイン会の告知が出ていた。今週土曜16時から。神田の三省堂だって。


聞いた話によると、サイン会の場で結構本人と話しができるらしい。
是非会って話がしたいので、行ってきます。
話を聞かない男、地図が読めない女」を読みました。

1年以上前に話題になった本なのですが、
タイトルに惹かれてつい購入してしまいました。

飲み屋さんでの会話でよく、「どうして男は~なのかな。」とか
「どうして女は~なんだろ。」とか耳にしませんか?
私は聞くだけでなく、私自身もこういった会話を頻繁にしてます(笑)

この本はそういった「どうして」の部分を解決してくれるはずなんですが、
いまいちピンとこなかったなぁ。

要は、男と女では脳のつくりが違うから得意分野と不得意分野も違う
ってことを言いたいみたい。それについてちょっと科学的に解説しようとしている。

もっとおもしろおかしく解説してある本だと思っていたら、
以外にまじめに解説されていて、それが中途半端だったので
納得できたようなできないような微妙な感想です。

事例を多く用いて解説しているのはいいのですが、
1つのネタをもう少し突っ込んで解説していればすっきりするのになぁ。
図解 ネット広告のしくみ」を読みました。

ここ最近ネット業界がますます盛り上がってきてますね。
ニュースをみるとほぼ毎日、楽天やライブドアが登場してるし、
新聞を読むとネット企業の業績の好調さが取り上げられ、
雑誌を読めば、ネット長者と呼ばれる若き経営者が頻繁に紹介されています。

ということで、ネット業界に興味を持ち始めたのでこの本を
購入してみました。

他のネット関連の本を読んだことがないので比較することは
できないのですが、素人の私でもとっても分かりやすいと
感じました。初心者には図解が一番ですね☆

マス広告との最大の違いは「効果」が分かるところ。

アメブロの運営会社であるサイバーエージェントもそうですが、
ネット広告の営業はいかにクライアントの投資対効果を高められるか
が肝。そのために、数あるネット広告の中から、ユーザー特性や
ページビューなどを考慮した上でクライアントさんの目的にベストな
広告を選定するんですね。

ネット初心者の方はこの本を読むと、
普段何気なく見ていたものが実は広告で、
それをクリックした時点で、運営サイドではお金が発生している
という事実に驚くと思います。(←私は驚きました。)
で、もっとネット業界に興味が沸くかもしれませんね。
新聞記事もこれから面白く読めるかも。





子供向けの本だけど、大人も子供も気持ちよく生きていくための
ルールは同じ。

当たり前のことだけど、改めてシンプルに言われると
はっとする本。

でも、全然教訓とかそんなのじゃなくって
読んでいてやさしい気持ちになれるのがよい。

みんなで気持ちよく生活できるように
ちゃんとルールを守らなきゃ。って
素直に思えます。

余裕がなくて、ココロがトゲトゲしているときに
読むとカドが取れそう。

みんなのためのルールブック/ロン・クラーク (著), 亀井 よし子 (翻訳)(草思社)
「“It”(それ)と呼ばれた子」を読みました。

かなり衝撃的な内容でした。
できれば作り話であってほしいと思うくらい。。

実の母親から殺人的な虐待を受け、母親から離れることができても
恐怖から開放されることのない生活。
当たり前にあると思っていた人権が、当たり前ではない環境が悲しいかな
世の中には存在しているのですね・・。

何故、人は人を傷つけるのでしょうか。
虐待、いじめ、戦争などいつまでたってもなくならない。
苦しんでいる人を見て見ないふりをしている人が多いからでしょうか。

この本を読んでください。
そして、人を傷つける人が身近にいるのであれば是非この本を
紹介していただければと思います。
「ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門」を読みました。
私の母親が最近気に入っている本。
最近なんだか楽しそうに片付けしてるなぁと思っていたのですが、
なるほど、この本を読めば片付けしたくなってもおかしくないです。

会社の自分のデスクがホント汚かったのですが、
(今まであまり気にしていませんでした。)
つい片付けしてしまいました。

単純だなぁと思われるかもしれませんが、
この本を読んでみれば分かるはずです。
そして下記のサイクルが訪れると思います。

本を読む→片付けがしたくなる→実際に片付ける→気持ちがよくなる→いいこと起きるかも☆

まぁ片付けをして気持ちよくなるのは当たり前だと思いますので、
片付けが苦手な人、最近いいことないなぁと思っている人にオススメです。


夜回り先生と夜眠れない子どもたち」を読みました。

先日ドラマとしてテレビで放映されていたようなのですが、
私は見逃しました。本を読んだらドラマが気になってしまって。。

定時制高校で13年間教師をしながら、夜回りをして、非行少年や
心の病にかかっている子供たちと対話してきた水谷先生の本。
本に書かれている内容はすべて実話です。

無責任な大人への著者の怒りが伝わってきます。

私には子供はいませんが、子供を育てるということの
重大さを考えさせられました。

本に書かれている事実を、是非多くの人に知って
もらえたらと思います。

GOTH リストカット事件」を読みました。
会社の同僚のデスクに置いてあったので勝手に借りて家に持ち帰って
しまいました(笑)松●さんごめん。
帰宅してから朝方まで一気に読んでしまいました。

普段あまり読まないミステリーなのですが、
おもしろい。著者の乙一さんの独特の世界に引き込まれます。

短編小説なのですが、それぞれの話に大どんでん返しが
待っています。
多少、「えー!?ありえない。」と思う部分もありますが、
想像をいい意味で裏切ってくれるので読みごたえありますよ。

この本を読んだ方の書評を見ると、賛否両論なのですが、
確かに好き嫌いがはっきり出る内容かも。
本屋さんでパーっと目を通してみて、おもしろそうだと
思ったら買ってみてもいいかもしれません。




利益重視型マーケティングBRMを読みました。
これまでもコトラーとかレビットとかのマーケティング関連の本は
読んできたけど私にはいまいちピンとくる本は少なかったんですよね。。

ちなみにこの本はピンときました☆

これからの時代のマーケティングを教えてくれます。
それが「上から下へ」の発想。
言葉だけ聞いてもよく分からないと思いますが、
要は、優良顧客のつくり方です。

事例もたくさん紹介されていて、それぞれの事例だけでも
十分勉強になります。

「上から下へ」

気になる方は是非。おすすめです。